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日光と光線の科学

光と色彩の作用

光と色彩の生理作用

●色は光の反射によって生まれる
色は光線が物質に反射することによって生まれます。ですから、色の実態は光なのです。その証拠に真っ暗闇の中では、色を見ることができません。

●暖色系、中間色系、寒色系
人に与える生理作用によって、色は暖色系(赤、橙、黄)、中間色系(緑)、寒色系(青、藍、紫)に分かれます。暖色系には興奮作用があり、温かさを感じさせます。中間色系には安心感が。寒色系にはこころとカラダを落ち着かせる作用があります。

●波長の異なる七つの色
色は可視光線に含まれていて、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の七色の帯状になっています。光線には波長という振動がありますが、この七つの色(光)にも波長の違いがあります。その波長の違いが脳(視床下部)に異なる影響を与えるのです。

●赤色は血圧と体温を上げる
鮮やかな赤色は動脈血や燃えさかる炎を連想させます。赤色には興奮作用があり、生命力を高める力があります。赤色光を浴びるとアドレナリンが分泌され、闘争心が沸き、血行が促進されます。そのため、赤色には低血圧やリウマチの症状を緩和する作用があると言います。低体温症で午前中のテンションの上がりにくい人には、洋服やアクセサリー、室内の装飾品などは赤色のものがおすすめです。逆に、興奮性の強い人、精神不安の強い人には赤色は禁止です。

●オレンジ色は気持ちを明るく元気にする
オレンジ色は太陽(特に夕日)を連想させます。オレンジ色にはカラダを暖め、元気づける作用があります。室内をオレンジ系にすると、体感温度が2~3℃も高く感じるといいます。ウツ傾向の人、元気が足りないと思う人には、オレンジ系の洋服や花、絵などがおすすめです。

●黄色はカラダを目覚めさせる
鮮やかな黄色は日中の太陽を連想させます。黄色には神経を刺激し、脳の働きを鮮明にする作用があります。注意信号が黄色なのはそのためです。また、黄色には全身に活力を与える作用があります。特に、内臓の弱い人、気のめぐりが滞っている人におすすめの色です。ただし、神経過敏症の人の場合は、より過敏になるため避ける必要があります。

●緑色はこころを安定させる
緑色は樹木や植物を連想させます。緑色は暖色(興奮)と寒色(沈静)のちょうど中間にあり、中性の性格をもっています。そして、こころの安定や持久力、復元力を与える作用があります。自然の緑に触れるとこころが休まるのはそのためです。ストレスの多い人には観葉植物や、緑の中の散策がおすすめです。

●青色は興奮を鎮める
鮮やかな青色は晴れた日の穏やかな海の色です。青色には沈静、催眠、殺菌などの作用があります。また目の疲労回復にも効果があります。興奮性の人、躁(そう)傾向の人、不眠症の人におすすめの色です。ただし、不眠症の人の場合は、日中は身の回りに暖色系を多くし、夜はパジャマや寝具、寝室の色などをブルー系にします。

●藍色には深い鎮静作用が
藍色は深い海の中を連想させます。藍色には神経系や血流を穏やかにして、気持ちを深く落ち着かせる作用があります。また、威厳や気品などを感じさせます。精神統一や、一つの物事に集中したい人におすすめの色です。ただし、ウツ傾向の人にはおすすめできません。

●紫色には神性が宿る
紫色は光の七色の帯の最終の色です。古くから精神を崇高にする色として、宗教儀式や聖職者の衣などに使われてきました。その紫色には鎮静や殺菌、食物の消化を促進させる作用があります。その一方で、赤色の興奮作用と青色の沈静作用という異なる二つの性格を持っているので、常に多くの紫色に囲まれていると情緒不安におちいる場合があります。そのため、瞑想やリラクゼーション療法などの、特に精神性を高めたいときの利用をおすすめします。



# by na-hiko | 2010-07-30 20:28 | 光と色彩の生理作用

光と色彩の生理作用

光と色彩の生理作用

●色は光の反射によって生まれる
色は光線が物質に反射することによって生まれます。ですから、色の実態は光なのです。その証拠に真っ暗闇の中では、色を見ることができません。

●暖色系、中間色系、寒色系
人に与える生理作用によって、色は暖色系(赤、橙、黄)、中間色系(緑)、寒色系(青、藍、紫)に分かれます。暖色系には興奮作用があり、温かさを感じさせます。中間色系には安心感が。寒色系にはこころとカラダを落ち着かせる作用があります。

●波長の異なる七つの色
色は可視光線に含まれていて、赤、橙、黄、緑、青、藍、紫の七色の帯状になっています。光線には波長という振動がありますが、この七つの色(光)にも波長の違いがあります。その波長の違いが脳(視床下部)に異なる影響を与えるのです。

●赤色は血圧と体温を上げる
鮮やかな赤色は動脈血や燃えさかる炎を連想させます。赤色には興奮作用があり、生命力を高める力があります。赤色光を浴びるとアドレナリンが分泌され、闘争心が沸き、血行が促進されます。そのため、赤色には低血圧やリウマチの症状を緩和する作用があると言います。低体温症で午前中のテンションの上がりにくい人には、洋服やアクセサリー、室内の装飾品などは赤色のものがおすすめです。逆に、興奮性の強い人、精神不安の強い人には赤色は禁止です。

●オレンジ色は気持ちを明るく元気にする
オレンジ色は太陽(特に夕日)を連想させます。オレンジ色にはカラダを暖め、元気づける作用があります。室内をオレンジ系にすると、体感温度が2~3℃も高く感じるといいます。ウツ傾向の人、元気が足りないと思う人には、オレンジ系の洋服や花、絵などがおすすめです。

●黄色はカラダを目覚めさせる
鮮やかな黄色は日中の太陽を連想させます。黄色には神経を刺激し、脳の働きを鮮明にする作用があります。注意信号が黄色なのはそのためです。また、黄色には全身に活力を与える作用があります。特に、内臓の弱い人、気のめぐりが滞っている人におすすめの色です。ただし、神経過敏症の人の場合は、より過敏になるため避ける必要があります。

●緑色はこころを安定させる
緑色は樹木や植物を連想させます。緑色は暖色(興奮)と寒色(沈静)のちょうど中間にあり、中性の性格をもっています。そして、こころの安定や持久力、復元力を与える作用があります。自然の緑に触れるとこころが休まるのはそのためです。ストレスの多い人には観葉植物や、緑の中の散策がおすすめです。

●青色は興奮を鎮める
鮮やかな青色は晴れた日の穏やかな海の色です。青色には沈静、催眠、殺菌などの作用があります。また目の疲労回復にも効果があります。興奮性の人、躁(そう)傾向の人、不眠症の人におすすめの色です。ただし、不眠症の人の場合は、日中は身の回りに暖色系を多くし、夜はパジャマや寝具、寝室の色などをブルー系にします。

●藍色には深い鎮静作用が
藍色は深い海の中を連想させます。藍色には神経系や血流を穏やかにして、気持ちを深く落ち着かせる作用があります。また、威厳や気品などを感じさせます。精神統一や、一つの物事に集中したい人におすすめの色です。ただし、ウツ傾向の人にはおすすめできません。

●紫色には神性が宿る
紫色は光の七色の帯の最終の色です。古くから精神を崇高にする色として、宗教儀式や聖職者の衣などに使われてきました。その紫色には鎮静や殺菌、食物の消化を促進させる作用があります。その一方で、赤色の興奮作用と青色の沈静作用という異なる二つの性格を持っているので、常に多くの紫色に囲まれていると情緒不安におちいる場合があります。そのため、瞑想やリラクゼーション療法などの、特に精神性を高めたいときの利用をおすすめします。



# by na-hiko | 2010-07-30 20:23

光線による体内時計の調整

光線による体内時計の調整

●早起きをして、起床時間を一定にする
体内時計は朝日が昇り始める時間帯に、睡眠中に働いていた副交感神経を交感神経に切り替えて体を目覚めさせようとします。その時間帯に起きる習慣を続けると、自律神経の切り替えにメリハリができるようになります。
また、毎日決まった時間に起きる習慣をつけると、体内時計のリズムが正常になっていきます。

●朝日を浴びる
体内時計は太陽光線の影響を受けてリズムを刻んでいます。太陽光線を浴びるとセロトニンが分泌され、体が活動モードに切り替わり、また、気持ちを明るくスッキリとさせます。特に朝日はセロトニンの分泌を活発にします。不眠症や日中に体のダルさを感じる方は、朝日を浴びる習慣をつけると、改善効果があります。
曇りや雨の日は、室内の照明を明るくすると同様の効果があります。

●朝と、日中の室内照明はできるだけ明るくする/ 蛍光灯がおすすめ
明るい照明には、太陽光線と同様にセロトニンを分泌させて、脳と体を目覚めさせる作用があります。逆に、日中に室内を暗くしていると、メラトニンが分泌されてしまい、脳も体もスッキリしなくなります。

●夕日を浴びる
夕日にもセロトニンを分泌させて交感神経を優位にする作用があります。夕日を浴びてセロトニンの分泌量が増えると、その夜はメラトニンの分泌量が多くなり、ぐっすり眠ることができます。セロトニンの分泌量が多い日はメラトニンの分泌量も多くなります。

●日没後の室内照明を明るくしすぎない/夜の照明は蛍光灯を避ける
太陽が沈み、夕食が終わると、体内時計は睡眠モードに切り替わっていきます。ところが、夜間に明るい照明を浴びていると、体内時計の切り替えがスムーズにできなくなります。コンビニで夜間に働く人に睡眠障害が多いことが明らかにされていますが、店内の照明が日中の太陽光線に近い明るさに設定されていることが原因とされています。

●夜の11時前には就寝する
体の再生(自己治癒)や疲労回復は、夜中の12時から2時頃の間に最も効率よく行われるといいます。また、その時間帯には最も良い「熟睡」が得られるといいます。そのためには11時前には眠りにつく必用があります。ちなみに、この時間に眠ることをシンデレラ睡眠と言います。



# by na-hiko | 2010-07-30 17:51 | 光線による体内時計の調整

日光と植物の成長

日光と植物の成長

●日光で植物は大きく、強く育つ
日照時間が長い季節の植物は、赤・橙色の光を浴びると成長を早めます。
コスモスやサルビアなど、日照時間の短い季節に花を咲かせる植物は、青色光を浴びると成長が早くなります。

●植物の葉はなぜ緑色か
植物の葉は、光合成のために葉緑素を蓄えるからです。
植物は太陽光の赤色光と青色光に反応して成長しますが、緑色光には反応しません。それは、緑色の光を吸収せずに反射しているからです。それ以外の赤色光や青色光は吸収しています。



# by na-hiko | 2010-07-30 17:47 | 日光と植物の成長

紫外線のリスク

紫外線のリスク

●日光の紫外線がダメな人
日光過敏症の人、色素が作れない人、乳幼児には、強い日差しの日光浴、及びタンニングは禁止です。

●過度な紫外線は肌を老化させる
ヤケド日焼けになるほどの紫外線を、過度に浴び続けていると、肌にシミ、ソバカス、シワをつくり、また肌の老化を早めることになります。

●紫外線のダメージには個人差がある
紫外線によって受けるダメージには個人差があります。肌色の白い人やメラニン色素(黒色メラニン)の少ない人、乳幼児の場合は、紫外線に対する肌の防衛能力が低いために、強い日差し(少量の紫外線)を短時間浴びるだけでもヤケド日焼けする可能性があります。
一方、常に小麦色に日焼けしている人や、もともと肌色の黒い人の場合は、肌の防衛能力が高いために、強い日差しを20~30分位浴びても、ヤケド日焼けをすることはありません。

●紫外線は網膜を傷つける
裸眼で強い紫外線を浴びると、網膜の細胞がダメージを受けます。
それをくり返していると白内障を発症する可能性があります。

●赤外線も白内障の原因に
赤外線を長時間浴びると白内障の原因になります。

●過度な紫外線照射は皮膚がんを誘発
ヤケド日焼けのサンバーンをくり返していると、傷ついた細胞が変異して、がん細胞が生まれる可能性があります。通常、がん細胞は免疫の働きや、細胞の自死(アポトーシス)によって除去されます。しかし、免疫力が低下したり、野菜などの抗酸化成分の摂取が不足すると、がん細胞が生き残って成長を続ける可能性があります。



# by na-hiko | 2010-07-30 17:45 | 紫外線のリスク

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